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2008年6月6日号 |
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※中央出荷センターは2009年5月2日付けで本社内の出荷センターへ移転統合いたしました。
「日本でコーヒーの実が収穫できる」
きっとそれを聞いただけで驚かれる方もいるでしょう。
コーヒーの樹は熱帯地方で良く生育する事が知られているので、意外に感じても全くおかしい事ではありません。
コーヒーに詳しい方は、沖縄など日本国内の一部地域で栽培されているのをご存知だと思いますが、実は日本の多くの地域でコーヒーの実が収穫できるのです。
ただし、日本はコーヒーの木が生育しにくい気候なので少々工夫が必要です。
ここ大阪府東大阪市長田中にある中央出荷センターでは、社歴23年の大ベテラン森田係長が大切に大切にコーヒーの木を管理。寒さが苦手なコーヒーの木を守るため、冬になる前から室内の日の良く当たる暖かい窓際に移動させます。
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中央出荷センター駐車場
脇のコーヒーの木たち |
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写真に隣の会社の青い壁が写っているので、中央出荷センターに来所されたことがある方はここが東大阪市であることを理解していただけると思います。
左の写真をご覧ください。なんと今年はコーヒーの花と真っ赤なコーヒーチェリーが同時にできました。
コーヒーは通常、花が咲いてから実が成熟するまでの期間は8ヶ月程度。ですから、花と実が同時にお目にかかれるのは珍しいことと言えます。ただし、雨季と乾季が年に2度ある地域では良くある事ですが。
何故ここ日本でこのような現象がおきたのでしょうか?科学的な観点から考えてみましょう。
昨年は開花が遅れたため、実が成熟する途中で冬になってしまいました。成熟が遅れたため偶然開花時期と重なったからだと思われます。
でも、もしかしたらコーヒーの神様が特別な恩恵を与えてくれたのかもしれない…と都合よく理解しておきたいですね(^^) |
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右写真の左側が収穫したコーヒーチェリーを自然乾燥させたものと、一番右が果肉を取り除いたパーチメント(内果皮)コーヒーです。後は、脱殻し焙煎すれば市販されているコーヒー豆となります。 |
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収穫されたコーヒーチェリーは少量だったので、販売できるほどではありませんでしたが、いつの日か販売できるほど収穫できればと思います。
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